初診前までの患者さんを対象に電話相談を設けています。
電話相談を利用する際には 、基本的に電話をかけてきた方のお名前やご住所はおたずねいたしません。ただし、ご相談の内容によっては、患者さんのお名前や年齢をお聞きすることがあります。お電話をいただく方は、必ずしも患者さんご本人でなくてもかまいません。実際には、ご家族、ご親戚、ご友人などの方からの相談も数多くあります。電話相談の際には、あらかじめ、
など、くわしい病状を把握しておいてもらえると、比較的スムーズにお答えすることができます。
電話相談では、お一人でも多くの方に重粒子線治療を受けていただきたいと思い、ご相談にお答えしています。そのため“もし病気になったら”等の仮定のご相談はご遠慮ください。
お電話だけでは、医学的な細かいことまでお答えすることがむずかしい場合もありますが、重粒子線治療について知りたいこと、疑問に思ったことなど、お気軽にご相談ください。
受診歴のある患者さんについては外来で対応しております。
病院代表電話におかけいただき外来へお問合せください。
JR総武線快速の稲毛駅です。詳細は「アクセス」のページをご参照ください。
可能です。詳細は「アクセス」のページをご参照ください。
重粒子線治療を行うかどうかを判断するためには、当院を受診して医師とご相談いただく必要があります。病状などによって、どうしても事前の当院受診が難しい場合は、かかりつけの医師にご相談ください。
骨軟部肉腫の方は肉腫専門医(骨軟部腫瘍外科、整形外科)の紹介状が必要です。その他の病気については、指定の病院はありませんので、今までの経過をよく知っている担当医に診療情報提供書を書いてもらってください。
セカンドオピニオンを目的として受診したい旨を現在のかかりつけの病院にご相談いただき、予約をおとりください。申込みの方法については、「初診予約/セカンドオピニオン」のページに詳しく載せていますので、ご参照ください。
こちらのお知らせに最新の情報を掲載しておりますのでご参照ください。
紹介元の医療機関を通じて予約の変更をお申し出ください。
「がん」と診断されている方で、治療条件・基準に合えば治療を受けることができます。なお注意していただきたいのは、現在の病院で「腫瘍がある」と言われた場合、それが悪性腫瘍かどうか確認してください。良性の腫瘍やがんの疑いがあるというだけでは治療することはできません。原則として、当院でがんの確定診断をするための検査を行うこともできませんので、かかりつけの病院で確定診断を受け、重粒子線治療以外の治療法についてもよくお聞きになってください。そのうえで当院を受診していただき治療方法をご本人が選択してください。
良性腫瘍、胃・十二指腸・小腸・大腸がんの原発病巣、血液腫瘍、皮膚がんの原発病巣は対象になっていません。対象になっている病気について「重粒子線治療の適応」のページに詳しく載せています。
また、「資料集」のページにがんの種類別にパンフレットも掲載していますので、あわせてご覧ください。
多くの「がん」は診断確定のために、病理診断が必要とされていますので、原則として重粒子線治療を行う場合には病理診断が必要です。しかし、病気によっては病理診断のために必要な生検が困難な場合もあり、病理診断がなくても治療が行えることもあります。
過去に放射線治療を受けたことがあるところに、重ねて重粒子線を照射した場合、副作用の危険が高くなる可能性があるため、治療が受けられない場合があります。過去に放射線治療を受けたのが別の部位であれば、治療歴があることを理由に重粒子線治療が受けられないということはありません。ただし、現在他の放射線治療を行っている場合に、途中から重粒子線に切り替えることはできません。
転移や遠隔転移がある場合、基本的には重粒子線治療を行うことはできません。転移があっても治療ができる可能性があるのは、原発の病巣が治療されていて、転移の数や場所が治療可能な所にあることが条件になります。ただし、そのような場合でも手術や薬物療法など別の治療の方が適していると考えられる場合には治療をお断りすることがあります。
患者さんご本人が、がんであると認識していることが必要です。がんと診断されていてもご本人に告知が行われていない場合は治療はできません。
臨床試験では制限がある場合がありますが、保険医療や先進医療での治療は年齢制限はありません。ただし、治療中は治療室内で一定時間じっとしていることが必要です。ご家族がそばに付いていることはできませんので、お一人で治療室内にいることが難しい場合、治療は困難です。
同じ線量を照射した場合、重粒子線の方ががん病巣を攻撃する効果が大きく、正常な組織への影響が小さくなります。結果、陽子線治療よりも少ない照射回数で治療が可能です。また、骨肉腫など放射線抵抗を示すがんには、X線、陽子線と比較して、線量集中性と生物学的効果に優れる重粒子線が有効です。「重粒子線治療について」のページもご覧ください。
副作用の危険はゼロではありません。がんのある部位、照射の方向によって副作用は異なります。また、同じような場所の治療でも、副作用の現れ方には個人差があります。受診された際に、必ず医師から期待される治療効果とともに、起こりうる副作用についても説明があります。それをお聞きになったうえで、重粒子線治療を受けるかどうか決めてください。
病名や治療の内容、患者さんのご病状によって入院が必要かどうか決まります。入院が必要な場合の期間は患者さんによって異なります。重粒子線治療そのものは患者さんへの負担が軽いので、多くの場合外来でも十分に受けられます。病床の状況によっては、入院をご希望されても通院をお願いする場合もあります。受診された際に、医師とよくご相談ください。
1回の照射にかかる時間は、15分から30分程度です。
治療期間は病名・症状により異なります。「疾患別治療期間」をご参照ください。
治療を最優先させていただくようお願いしていますが、やむを得ない場合はケースバイケースの判断が必要になりますので、担当医にご相談ください。
院内の売店(コンビニ)には入院に必要な用品、消耗品は販売しておりませんが、一部の入院グッズについてはレンタルを行っております(2022年7月より)。入院に必要なものは治療が決定した際にご説明します。詳しくは「入院生活に必要なもの」をご覧ください。
病室は4床室と、個室・特別室があります。個室・特別室の室料は自己負担となります。詳しくは「病室について」をご覧ください。
【重要】現在、新型コロナウイルス感染症対策の一環として、面会は原則ご遠慮いただいています。
「面会について」をご参照ください。
【重要】以下の記載にかかわらず、現在、新型コロナウイルス感染症対策の一環として、外出、外泊は原則ご遠慮いただいています。
治療や検査がある日は原則として外出・外泊はできません。その他の日は医師の許可があれば可能です。(インフルエンザの流行シーズンなど、外出・外泊をあらかじめ禁止する場合もございます。)
治療中の患者さん以外の方はお泊りいただけません。
保険医療、先進医療、臨床試験、自由診療により料金は異なります。また日本の公的医療保険の有無によっても変わります。ご本人がどの治療方法になるか決まりませんと料金について詳細にご説明することはできません。一般的な内容でしたら「費用について」のページに詳しく載せています。
一般的な医療機関の受診と同様に、前払いではなく、診療後に費用が発生します。詳しくは、治療が決定した際にご説明します。
現金、クレジットカード、銀行振り込みのいずれか(組合せ含む)でお支払いいただけます。
当院は、国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構(QST)内の組織となります。
よくあるお問い合わせ先のリンクを下記にご案内します。