国立研究開発法人 量子科学技術研究開発機構
QST病院

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海外からの受診について

当院について

重粒子線治療は、がん治療に適した特徴(「重粒子線治療の特徴」)を有しています。当院では1994年以来、世界に先駆けて重粒子線治療を実施していますが、海外からの患者さんも受け入れています。重粒子線治療を希望される患者さんは、身元保証機関(医療コーディネーターまたは旅行会社)を通じて、下記までお問合せください。

お問い合わせ先

国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構
QST病院 運営管理部 国際医療連携課 
263-8555 千葉県千葉市稲毛区穴川4-9-1

メールでお問い合わせください。あわせてお名前・居住国の記載をお願いいたします。記載の無い場合は対応できません。

よろしくお願い申し上げます。

身元保証機関について

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初診までの流れ

初診までの流れ
初診までの流れ

適応判断のために必要な資料(医療コーディネーター用)

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初診の際に必要な資料

                    

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適応疾患について

適応疾患
適応疾患(画像はすべて治療前)
  • 日本放射線腫瘍学会が「粒子線治療の疾患別統一治療方針」で定めたもの。
    • 頭蓋底、頭頸部、※肺、肝、膵、前立腺、骨軟部、子宮、リンパ節・肺・肝転移、など 。
  • 上記以外でも、当該病巣を治療することにより生存率、局所制御、または生活の質(QOL)などにおいて患者さんが何らかの利益を得ることが可能なもの。
    • 例えば、照射後の再発がんや同時多発がんでも、適用になることがあります。
  • 上記の適格性の最終判断は、当院の担当医師が資料を見た上で行います。
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    ※現在、海外からの乳腺がんの患者さんにつきましては受け入れておりません。詳しくはお問合せください。

当院における代表的な疾患の治療期間

疾患回数期間累積治療人数
(1994.6~2025.3)
頭頸部がん16回4週1,551人
頭蓋底16回4週139人
肺がんI期1回1日1,317人
局所進行肺がん16回4週(上記に含む)
肝がん2回2日986人
膵がん12回3週1,082人
前立腺がん12回3週5,429人
骨軟部腫瘍16回4週1,549人
大腸がん(手術後再発)16回4週887人
婦人科(子宮がん等)20回5週366人

初診から治療までの流れ

初診から治療までの流れ
初診から治療までの流れ

重粒子線治療の適応と判断されて受診すると、担当医師による診察と説明を受けたのち、治療準備を行います。治療準備としては固定具の作製、治療計画用CT撮影が必ず必要で、そのほか病気の種類によって、追加の画像検査やマーカー刺入などの処置が必要な場合もあります。治療計画用CT撮影から治療開始まで1~2週間の間隔が開きますが、この間に追加検査などが必要となる場合もありますので、やむをえず一時帰国する場合などは事前に医師の了解を取ってください。また、治療期間も変更になることもありますので、検査や診察の予定も含め、帰国日についても予め医師と相談してください。滞日期間は2週間~1.5ヶ月となる患者さんが多く、平均的には1ヶ月程度です。

重粒子線治療の流れについてより詳しく知りたい方は、「重粒子線治療の流れ」をご参照ください。



治療費用について

日本の公的医療保険に加入していない外国人患者さんは次のようになります(費用はすべて税込)。なお、身元保証機関への費用は含まれておりません。

適応判断22,000円
【画像検査1件につき、プラス5,500円
かかる場合があります。】
初診55,000円
重粒子線治療5,786,000円
経過観察(フォローアップ)22,000円
                    
※令和7年7月1日に経過観察(フォローアップ)の料金を改訂しました。

重粒子線治療の特徴

重粒子線治療の特徴
重粒子線治療の特徴



重粒子線治療に特徴についてより詳しく知りたい方は、「重粒子線治療とは」をご参照ください。

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