医師向け

直腸癌術後骨盤内再発

※症例登録は終了しました。

適応・非適応条件

適応条件

原発性直腸癌切除後の骨盤内に限局する再発病変である。

評価可能病変を有する。

同意取得時年齢が20歳以上である。

Performance Status(ECOG)が0-2である。

以下のすべての主要臓器機能が保たれている(白血球数≧1000 /mm3, 血小板数≧25,000/mm3以上, 総ビリルビン<3.0 g/dl, AST<200 IU/L, ALT<200 IU/L, 血清クレアチニン<1.5mg/dL)。すべての検査項目は登録前28日以内の最新の検査値を用いる。

3ヶ月以上生存の見込みがあると推定される。

本試験参加に関して患者本人から文書による同意が得られている。

非適応条件

臨床的標的体積における最大径が15cmを超える。

化学療法を実施中、あるいは照射開始時点で終了後2週を経ていない。

照射領域に開放創あるいは活動性で難治性の感染を有する。

消化管および膀胱・尿道に浸潤を認める。

当該照射部位に放射線治療の既往がある。

治癒切除の適応がある。

遠隔転移を有する。

活動性の重複癌(同時性重複癌および無病期間が2年以内の異時性重複癌)を有する症例。ただし、Carcinoma in Situ(上皮内癌)および粘膜内癌の病変は活動性の重複癌に含めず、登録可とする。

重篤な合併症を有する。(重篤な感染症、重篤な脳血管障害、コントロール不良の糖尿病、重篤な心疾患、狭心症、3ヶ月以内の心筋梗塞、重篤な肝障害、黄疸など)

精神病または精神症状を合併しており、臨床試験への参加が困難と判断される患者。

その他、医師が本試験の登録には不適当と判断した症例。