患者さん向け
※試験終了しました。
この臨床試験はどんな病気や病状に適応しますか?
『切除が出来ず局所への治療が不適な、治療歴のない肝細胞癌』が対象で主に以下の条件を満たす必要があります。
遠隔転移がなく、切除が出来ず、穿刺局所療法(ラジオ波焼灼療法)が出来ない肝細胞癌と診断されている。
現在まで肝細胞癌に対する治療歴がない。
組織学的に肝細胞癌と診断されている。
登録前28日以内に行った肝造影CTまたは肝造影MRIで大きさが測定できる単発の癌である。
大きな血管や胆管(門脈及び胆管一次分枝もしくは下大静脈)への浸潤がない。
腫瘍が消化管と接していない。
肝臓の機能が悪く、手術は出来ない、もしくは手術を行うと悪化すると判断されている。
歩行可能で身の回りのことはすべて可能。日中の50%以上はベッド外で過ごすことができる。
肝機能が保たれている(Child-Pugh分類がAである)。
登録前28日以内に制御が難しい胸水または腹水がない。
登録前14日以内の最新の検査値が以下のすべてを満たす。
年齢が20歳以上である。
どんな病気や症状は参加できませんか?
他の臓器に癌があり、これを治療中である。
破裂の恐れのある食道静脈瘤もしくは胃静脈瘤がある。
全身の治療をしなければいけない感染症を有する。
38度以上の発熱がある。
※詳細な条件は実施施設担当医師までお問合せください。