患者さん向け
※2022年4月に保険診療下での臨床試験に移行しました。
この臨床試験はどんな病気や病状に適応しますか?
『局所に留まっている、すい臓癌』が対象で主に以下の条件を満たす必要があります。
遠隔転移がなく、周りの血管に広がっていて手術が出来ない、すい癌と診断されている。
すい原発巣からの病理学的検査にて腺癌と診断されている。
内視鏡検査にて活動性の消化管潰瘍(胃、十二指腸)がない。
年齢が20歳以上80歳以下。
歩行可能で身の回りのことはすべて可能。日中の50%以上はベッド外で過ごすことができる。
現在まですい癌に対する切除術や放射線療法を受けていない。
どんな病気や症状は参加できませんか?
腫瘍が十二指腸や胃などに広がっている。
CT検査等で腹水を認める。
黄疸に対して金属ステントを使用している。
すい癌に対する化学療法(抗がん剤)の初回投与から90日間以上経過している。
重篤な合併症を有する。
他の臓器に癌があり、これを治療中である。
妊娠又は妊娠している可能性がある、または授乳中の女性。
※詳細な条件は実施施設担当医師までお問合せください。