臨床検査病理課について
臨床検査病理課では、重粒子線および放射線治療の適応疾患における診断および治療判定に有用な臨床検査を行っています。
また当院は、被ばく患者受け入れ病院であり、臨床検査・病理室も被ばく患者受け入れに即時対応出来る体制を整えています。
検査にあたり患者さんにご注意いただきたいこと
来院時、発熱など体調がすぐれない場合は検査前にスタッフにお知らせください。
採血・採尿について
- 他院で行った直近の採血結果があればご持参ください。
- PET検査の前は禁食ですのでご注意ください。
- 採血・採尿のあと、測定結果が出るまで30~60分ほどかかります。他の検査や診察の予約時間を加味したうえでご来院ください。
- 尿検査がある場合は、採尿コップをお渡しします。採尿量は、おおよそコップの最下線(25ml)で結構です。尿検査の有無が不明な場合は、スタッフにおたずねください。
- 下記の症状などがある方は、事前にお知らせください。
- ・今までに採血で気分が悪くなったことがある
- ・座位での採血が困難でベッドで横になっての採血を希望する
- ・手術などで不自由があり右(または左)腕からしか採血できない
- ・アルコール消毒・絆創膏などの接触で肌がかぶれることがある
- ・抗凝固薬を服用している
- その他、患者様の状況に応じて対応しております。なんでもご相談ください
- 採血は主に腕(肘)の静脈より行いますので、腕の出しやすい服装をお選びください。
- 採血後は穿刺部分を5~10分ほど止血してください。
心電図検査について
心電図検査はベッドに仰向けになり、胸と四肢(手首・足首)に電極をつけます。
上衣は前開きの服または胸まで上がる服を、ストッキングは脱げるよう準備してください。
肺機能検査について
肺機能検査は大きく息を吸ったり吐いたりします。
首や上半身に締め付けのない、ゆったりした服装でお願いします。
病理検査について
病理標本(プレパラート)をお借りしたりお返ししたりする場合がございます。
お取り扱いにはご注意ください。