国立研究開発法人 量子科学技術研究開発機構
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医療情報課

医療情報課について

                 
 医療情報課は、医療情報システムや院内ネットワークを適切に運用管理し、電子カルテや検査画像などの電子的な診療情報を管理することで、医療の質を向上させる役割を担っています。また、院内へのセキュリティ教育やUSBメモリ等の管理など医療情報セキュリティ対策の強化にも取り組んでいます。

主な業務

1.医療情報システムの運用管理

 電子カルテを中心とした医療情報システムの導入企画及び立案、保守・運用管理、開発を主に行っています。また、不具合対応も行っています。不具合対応に関しては、システムの冗長化と人員の冗長化することで、より迅速な対応を図っています。その他、医療用モニタの保守・管理、ウイルス対策ソフトウェアの管理やIT資産管理といった情報セキュリティ対策など、各部署と調整を行いながら、より使いやすく安全なシステム環境の整備を目指しています。

2.診療系ネットワークの運用管理

 院内ネットワークの整備、保守、運用管理を行い、安全で安心なネットワーク環境を提供しています。ネットワーク機器に障害が発生した場合には、ネットワーク停止時間を最小限に抑えられるように予備機を保管し、ネットワーク機器の設定情報のバックアップを取得しています。

                     

3.医療情報セキュリティ対策

 医療情報システムや院内ネットワークを利用するためのルールを規定する医療情報セキュリティ対策基準の策定・改定や、USBメモリ等の管理を行っています。また、病院職員に向けた年2回の医療情報セキュリティ講習会の開催や、医療情報セキュリティに係る自己点検を年1回行っています。

                     

4.国内の重粒子線治療データの収集・管理

 重粒子線治療多施設共同臨床研究(J-CROS)のデータセンターとして、日本国内の重粒子線治療施設から症例情報を収集し、症例数の報告やデータ管理を行っています。収集された症例データは、日本放射線腫瘍学会を中心として解析され、重粒子線治療の保険適用拡大に向け、厚生労働省の先進医療会議等で報告されています。

                     

5.保有資格

医療情報技師

医用画像情報専門技師

情報セキュリティマネジメント

Cisco Certified Network Associate (CCNA)